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一般社団法人 ひがし北海道自然美への道DMO

べつかい氷平線 ー 野付半島に広がる氷の大地|別海町

  • 住所
    北海道野付郡別海町野付63番地
  • 電話番号
    0153-82-1270
  • URL
    http://betsukai-kanko.jp/ice-horizon/
  • 営業時間・期間
    営業情報:野付半島ネイチャーセンター
        4月〜10月:9:00 〜17:00 
        11月〜3月:9:00 〜16:00
        ※年末年始休館
  • べつかい氷平線 ー 野付半島に広がる氷の大地|別海町
  • べつかい氷平線 ー 野付半島に広がる氷の大地|別海町
  • べつかい氷平線 ー 野付半島に広がる氷の大地|別海町

概要

北海道、道東のオホーツク海に接する野付(のつけ)半島。北海道野付郡別海町(べつかい)、標津郡標津町(しべつ)に位置しています。野付半島は、全長26kmの日本最大の砂の半島で、平坦な湿地と砂浜のみが続いています。

2004年に野付湾が北海道遺産に選定され、翌年2005年11月に「野付半島・野付湾」がラムサール条約に登録されました。四季折々、様々な表情を見せる野付半島では、季節ごとに見どころが数多くあります。

野付半島の魅力の一つは、海と花畑を一度に堪能できること。半島全域が原生花園になっており、春から秋にかけてクロユリ、ハマナスなどの花々が随所に咲きます。

現在は侵食が進んでいますが、かつてトドマツやミズナラの樹林帯だったところが、海水の浸食と地盤沈下によって立ち枯れ、白く風化した「トドワラ」、「ナラワラ」と呼ばれる荒涼とした景観(別名「この世の果て」)も見ることができます。



枯れた灌木(かんぼく)が一面に広がる姿は、冬 (1月~3月中旬頃)になると、半島の内側の野付湾は結氷し、氷の平野に変わります。

近年、この海に囲まれた白い平野は、水平線ならぬ氷の水平線「氷平線(ひょうへいせん)」として、注目を集めています。凍った上に雪が積もり、どこまでも続く雪の道は、日本ではない異国に来たかのよう。野付湾が凍り、一面氷の大地に変わる様子は、「日本のウユニ塩湖」と例えられることもあるほどの絶景です。

そんな絶景の海の上で、遠近法を使ったトリック写真が撮れるとSNSでも人気沸騰中の「トドワラ・氷平線ウォークツアー」。結氷した野付湾の上をスノーシューで約2時間歩きながら、360度パノラマの氷の景色が楽しめます。「自分の手のひらの上に乗っている小さな人」など撮りやすいポーズやポジションをガイドが直々にアドバイスしてくれます。ワイワイ楽しみながら、面白いトリック写真をたくさん撮って旅の思い出にしてみてはいかがでしょう。道中、運が良ければ、エゾシカやキタキツネにも遭遇できるかもしれません。※ガイド同行無しでの、氷上への立ち入りはできません。


見渡す限り雪と海の氷平線以外にも、非日常な風景に出会える「野付半島」。厳冬期に見られる、太陽が四角く見える現象「四角い太陽」も見どころで、空気の温度差によって生じる蜃気楼の一種だと言われています。運とタイミング次第で、美しく幻想的な四角い朝日のグラデーションが鑑賞できる可能性も。

「野付半島ネイチャーセンター」では、「氷平線ミォークツアー」やショートバージョンの「氷平線ミニウォークツアー」、短時間でも氷平線を満喫できる「氷平線ソリツアー」や伝統の漁法、氷下待網漁(こおりしたまちあみりょう)を見学できるツアーもあります。

また、野付半島の対岸、尾岱沼(おだいとう)では温泉と別海ならではのジャンボホタテなどの海の幸を堪能することができます。

※2021/4/16更新

アクセス

【車・レンタカーで行く場合】
釧路市より車で約140分
中標津空港より車で約50分
別海より車で約60分
尾岱沼より車で約30分



※野付半島は公共交通機関の利用が不便なところです。
車以外でお越しの方はタクシーを利用いただくか、冬期運行の「ひがし北海道エクスプレスバス」での往復をおすすめします。

ひがし北海道エクスプレスバス
https://easthokkaido.com/expressbus_winter/

駐車場:あり(無料)

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